「保育所落ちた、日本しね」の投稿をきっかけに、爆発的に世間の関心が保育所に向くようになりました。「保活」などの言葉も頻繁にニュースで踊る中、働く母親（本当は父親も同様に直接的に危機感を持つべきですが）で自分のキャリアや自己実現と育児との間で揺れない日はない、というのが実際の肌感覚ではないかと思います。
私たち、社会福祉法人一光福祉会の中でも、今保育所の中でお預かりしている子どもたちだけで精一杯ではありますが、日々自問自答を重ねています。保育所の中を電車に例えるならば、「乗った乗客の安心安全が第一だが、乗れなかった乗客に目を背けていて良いのだろうか」と言った問いです。
資金もマンパワーも一杯一杯ではありますが、それでも何か出来るとすれば、企業様の中に保育所を設置しようとお考えの方々に、私たちが持っているノウハウをお分けすることではないかと考えています。関心はあるけれども、最初の一歩を踏み出すにはどこから手をつけていいかわからない、そんな状態の方がいらっしゃっいましたら、是非お気軽にご連絡ください。
法務周り、キャッシュフローなど必ずしも３６０度パーフェクトにコンサル可能、ということではありませんが、求人の実態や手続きの実際といった事務面のお話や、何より子どもたちと保護者の方々を笑顔にするためのちょっとした魔法はこっそり持っています。
地域の企業の皆様方と、「子育て」の分野でつながることで地域全体が活性化すること、そしてさらに社会全体の大きな課題である「『仕事があって人生がある』のではなく、『人生があって仕事がある』」への取り組みに、私たち法人が少しでもお役に立てれば、法人内部で働いている職員全体の誇りとなると期待しています。